かい ぼり と は。 水辺再生の取組

在来種の楽園をつくる?都会のかいぼり、理想と現実 | 和樂web 日本文化の入り口マガジン

かい ぼり と は

かいぼりとは かいぼりとは農閑期にため池の水を抜き一定期間干して、清掃、堤や水路にの点検補修を行なう作業だ。 近年は、池の水質改善や外来種の駆除を目的に行われる例が増えてきている。 かいぼりの効果については、にも書いたのでので詳細は省くが、特に水質改善で言えば、池を干すことで底泥の状態を酸素が多い状態 好気状態 に変え、富栄養化をもたらす窒素を底泥から除去 脱窒 することを促すことになる。 水元公園 かいぼりの会場は、葛飾区にある水元公園にある睡蓮池だ。 水元公園を代表する池である小合溜(こあいだめ)のかいぼりではない。 ちなみに、私は今回初めて水元公園を訪れたのであるが、園内の広さに大変驚いた。 調べてみると、都内 23 区最大だという。 園内にある小合溜という池は、かつての利根川の本流で、江戸時代には溜井(用水池のこと)として利用されていて、 50 あまりの町村を潤す水源だったそうだ。 そのためここを「水元」と呼ぶようになったとのこと。 園内には小合溜につながる池や小川もあり、釣り人にも人気のスポットにもなっている。 現場リポート さて、上の写真は、かいぼり開始前の睡蓮池の様子だ。 池の看板には、睡蓮の他にマコモも生息していると書かれていた 小さいが写真の右上。 マコモに関しては、 10 月に借りている田んぼの脇でマコモダケが収穫できたこともあり、馴染み深い植物である。 イネ科の抽水植物で、人の背丈程に大きくなるが、 ここのマコモは、田んぼで見たマコモよりやや小ぶりであった。 さっそく池に進入すると、足がヘドロに沈む。 急に深い部分に足を置くと転びそうになる程だ。 一歩一歩慎重に歩いていった。 序盤は、睡蓮やマコモがないエリアで、浅場に泳ぐ 2cm 未満の小魚(カダヤシやモツゴ)やオタマジャクシを捕獲したが、あまりそれ以外の魚が出てこない。 水はヘドロの土が撹拌された泥水状態で、魚たちもだいぶ弱ってきているようであった。 かいぼり終盤には、水面に横たわるフナがよく見られるようになった。 そんなフナやモツゴを、そしてそれ以上に出てくるオタマジャクシをせっせと捕獲した。 このオタマジャクシの正体であるが、捕獲した生き物の展示ブースに特定外来生物のウシガエルとそのオタマがいたのでの、恐らくウシガエルのオタマだったと思う。 10cmを超える大型オタマもいた。 このかいぼり で、大部分は駆除されると思うが、かいぼりがなかったら、大量にウシガエルの大合唱があったのだろうか。 かいぼり終了後、本日の結果が簡単に発表された。 大物としては、カルムチーが 2 個体捕獲された。 50cm を超える大物だった。 それからミシシッピアカミミガメとイシガメがそれぞれ 1 個体づつ。 アメリカザリガニはプラ船いっぱいの水揚げだった。 小型の魚類では、モツゴ、ギンブナ、ドジョウ、タイリクバラタナゴ、カダヤシで、メダカはその時点でで確認できていないとのことでった。 昨年に続き、3 度目のかいぼり 参加であるが、泥だらけになりながら、ひたすら生き物を網で追いかけるのは、新鮮な体験となる。 自然から離れた生活をしている人にとっては、良い刺激が得られる事だろう。 おススメである。 恐らくまた来年もボランティアを募集すると思うので興味があったら応募してみたらいかがだろうか。 私はまた来年も参加したいと思う。

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都立公園の池「かいぼり」情報|公園へ行こう!

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井の頭公園の池で、いわゆる「池の水全部抜きます」を行った結果、水の透明度とともに60年ぶりに絶滅危惧種の水草が復活したそう。 水を抜いて池をきれいにすることを「かいぼり」といい、都立公園ではボランティアとして参加できるんですよ。 私もボランティアに参加すべく、4時間の座学に参加し、池に出向いて泥にまみれかいぼりをしてきました。 来年こそ参加したいという方に役立つ情報と、都会の生態保全の最新情報をお届けします! 井の頭公園に「モネの池」が出現! 現在、東京都内には82の都立公園と9の庭園があり、池は100ほど(2018年東京都調べ)。 最近、「モネの絵画のように美しい」と井の頭公園の池が話題になりましたが、実は井の頭公園だけでなく、ほかの池も続々と美しく変身しつつあるのです。 以前は水が濁っていた井の頭公園の池ですが、今は見事に透明度が回復しています。 こうなるまでに、5年で3回の「かいぼり」が行われました。 かいぼりとは、日本で昔から行われてきた農業用ため池の管理方法。 「池干し」とも言います。 ただし、こうした活動はすぐ結果が出るものではありません。 井の頭公園では、かいぼりによって池が一気に透明になって生態系が回復したかのように言われていますが、以前から自治体やさまざまな団体の働きがあってのこと。 2019年に大きな話題となったのは、地道にかいぼりなどの保護活動を行ってきた結果なのです。 都会の「かいぼり」、理想と現実 農村のかいぼりは、農業用水を管理するために集落総出で行われますが、都会の公園では外来種駆除が主な目的。 主に10月以降に排水を行うのは、魚たちの産卵の時期を避けるため。 ただし、花見シーズンに池が枯れていると景観的に寂しいので、3月までに水を溜めなければならないのは都会ならではの苦労です。 さて、外来種駆除といっても、現状はシリアス。 都会の池には、もともと住んでいた在来種と、人間がほかの地域から持ち込んだ外来種がいます。 外来種の何が問題かといえば、在来種を食べて激減させてしまう、外来種と在来種とで繁殖するとその地域の遺伝子をかく乱してしまうなど。 池の人気者だったコイは池底の泥を巻き上げて水質を悪化させる、アメリカザリガニは水草を刈り取ってしまうなどと指摘されています。 おなじみのコイや子どもに人気のアメリカザリガニも外来種。 駆除の対象です。 池の水を抜いてまた水を戻すまでに外来種は処分され、在来種だけがきれいな水と一緒に池に戻されます。 同じ生き物なのに残酷だと思いませんか。 また、都市公園の池は人工的に造られたものもあるため「どこまで手を入れ管理していくのか」、人工的に造られた池で「何を在来種、何を外来種とするのか」という難しい問題があります。 講習会に参加しいざ、かいぼりへ 最近、テレビで「池の水を抜きます!」のような番組が人気です。 広く知られるきっかけになったのはいいことですが、「池の底から恐ろしい外来魚が!」などという大げさな見せ方は誤解につながりかねません。 尊い生き物の命を扱う以上、考えるべきことはたくさん。 そのため、かいぼりボランティアに参加するためには、事前講習会(2019年はなんと4時間!)が必須となります。 2019年は、9月2日にボランティアの募集がはじまり、事前講習会が5回実施されました(募集締め切りは9月27日)。 一度講習会に出たら、その年のかいぼりボランティアなら、どこでも何度でも参加してもよいというシステム。 2019年は、ボランティアを募集しはじめて2年めとなり、「2年連続で参加する予定」「今年も複数の池でかいぼりをしたい」などという頼もしい方々もいました。 ちなみに、かいぼりは実に地道な作業の連続。 その後も定期的にモニタリングするなどして、復元状況を確認していきます。 とはいえ、これがもっとも楽しいところなわけですが。 猿江恩賜公園をかいぼりしてきた! 2019年は、猿江恩賜公園、水元公園、光が丘公園、府中の森公園、小山田緑地、野川公園、武蔵野の森公園、神代植物公園で、かいぼりボランティアの募集を実施。 私は、今年初となる猿江恩賜公園の会に参加してきました。 当日は9時からスタート。 到着すると池のほとりにメインのテントと着替え用テント(男女別で中にスタッフが常駐)が設営され、すでにボランティアも運営スタッフも準備万端。 また、どこから噂を聞きつけたのか、見物客もたくさん集まってきました。 池の水を抜き魚が取りやすくなっているため、魚を狙う鳥も多数やってきて、さらにそれを狙う野鳥カメラマンもスタンバイ! 用意された胴長(胸元までのゴム製防水ブーツ)を着て、なんとなく誇らしいような気分になったら、どろどろの池に入って魚を掬います。 少ない水の中では逃げ場もないため、魚の姿が見やすく意外とザクザク獲れる。 ウシガエル(特定外来生物)も、カエルになったら無理ですが、陸に上がる前のしっぽがある状態なら捕獲しやすい! 獲った生物はプロがどんどん鑑定していきます。 網を動かし魚を狙ううちに、太古の昔に置き忘れてきた狩猟本能がよみがえってくるよう。 次第にみんなの目がキラキラと輝いてきました。 マイ網を持ってきた子どももいましたが、残念ながら飛び入り参加はできません。 参加資格は「高校生以上」「事前講習会に参加していること」の2点。 池に入れないのは残念ですが、「こうして興味を持ってもらうのはいいことだと思っています。 それに、あの子たちも数年すれば立派な戦力!」と、大人は将来の君たちに大きな期待を寄せているんだよ。 かいぼりボランティアの日は、捕獲した生き物展示も行われます。 都会の子どもたちが好奇心丸出しの目で押し寄せてきます。 「外来種って何?」「このカメはかみつくの?」などといった素朴な疑問を投げかけ、スタッフが一生懸命解説をするのも実にいい光景。 特に子どもは、メカっぽくてかっこいいアメリカザリガニに目が釘付け。 「どうせ駆除するなら、子どもたちに飼ってもらうのはどうでしょう?」とたずねたところ、答えはNO。 「病気になったり、死んだりしたときの問題がクリアできません。 学校から『池を干している期間だけ預かりたい』というお申し出をいただくこともありますが、まだ実行はできていません。 また、飼育できなくなった場合に野外に放流することを防止する目的もあります」と担当者。 厳格な運用ですが、本当はみんな生き物や自然が大好きないい人たち。 もっと社会的関心が高まり、みんなが身近な環境を大切にすることで自然の浄化能力がよみがえり、外来種駆除なんてしなくともいい世界が訪れますように。 次はあなたが生物の楽園を作る番! 2019年のボランティア募集は締め切りですが、希少なイベントなので、興味があればぜひ当日見学へどうぞ。 今年の実施予定は以下の通り。 胴長を着て魚を追い、生き物の楽園をみんなで作りましょう!.

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水辺再生の取組

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かいぼりとは? ため池を排水し、堆積した泥を出したり池底を干したり魚を捕ったりする作業のことです。 堤防や護岸の点検修理を行うこともあります。 ため池の維持管理に欠かせない作業で、通常、農閑期の秋から冬に行います。 今回、約30年ぶりに井の頭池の水を抜いて行うかいぼりは、2017年の井の頭公園開園100周年に向けて、在来魚の保護と水質改善を目的に実施されます。 在来魚の保護 もともと井の頭池には、モツゴ(くちぼそ)やトウヨシノボリ(ハゼ)などの在来魚やエビ類が生息していましたが、オオクチバスやブルーギルなどの外来魚の流入によって、その数が激減してしまいました。 現在、池にいる魚の90パーセント以上がオオクチバス、ブルーギルなどの外来魚で、在来生物を捕食して、生態系に大きなダメージを与えています。 かいぼりによって、外来魚を排除することで、在来の生きもの復活が期待されています。 水質改善 井の頭池は、かつては水量が多く飲み水として使われるほどきれいでしたが、周辺地域の開発が進み、湧水が枯渇してしまいました。 現在は地下水をポンプでくみ上げています。 その結果、池の水は植物プランクトンが増加して濁り、水質悪化の原因となる窒素やリンが増加してしまいました。 かいぼりで池の水を抜き、池底を天日干しすることで泥の中の窒素やリンが減少し、水質が改善されます。 かいぼりのスケジュール 平成25年• 11月下旬 狛江橋の仕切り設置 平成26年• 1月中旬 池の水の排水開始• 1月下旬 魚捕り• 2月上旬 排水完了、池底を干す• 3月上旬 注水開始• 3月下旬 在来魚を再放流。 注水終了 その後も、2017年の井の頭公園開園100周年に向けて、2015年度、2017年度の計3回のかいぼりを実施して池の再生を目指します。 今回は、弁財天周辺の池の水は抜きませんが、次回は弁財天周辺を含めた井の頭池全体で実施する予定です。 「かいぼり」に関するお問い合わせ くわしいスケジュールや、作業などについてのご質問は下記にお問い合わせください。 東京都西部公園緑地事務所 工事課事業係.

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