レクサス rc f sport。 レクサスRC350“Fスポーツ”(FR/8AT)【試乗記】 やせガマンの美学

LEXUS ‐ F SPORT|特徴|RC

レクサス rc f sport

アツい視線を感じる 2014年10月に発売された「レクサスRC」には、3. 5リッターV6の「RC350」、2. 5リッター直4ハイブリッドの「RC300h」、そして5リッターV8の「RC F」がある。 立ち上がり1カ月の受注内訳は、多い順に300h(約1200台)、F(約900台)、350(約500台)だという。 標準の「RC350」(596万円)があって、その上にラグジュアリー志向の「バージョンL」(660万円)と「Fスポーツ」(678万円)がある。 ラグジュアリー路線で売ってきたレクサスなのに、LよりFスポーツのほうが高価というところに、RCというクルマのキャラクターがみてとれる。 試乗したのは発売から40日目。 ほやほやのニューカーであることは間違いなく、路上でも駐車場でも、いつになく熱い視線を浴びた。 質問もされたし、スマホで撮られもした。 黒塀の高級料亭みたいなレクサスディーラーは、いいトシをした大人でも敷居が高い。 気軽にちょっとクルマを見に行こうという雰囲気ではない。 新型のナマレクサスがひときわ熱い注目を集めるのは、そんな事情もあるような気がする。 至れり尽くせりの「おもてなし」 早朝のガレージで、クルマに乗り込み、室内灯をつけようと頭上に手を延ばしたら、ついた。 エッ、つけようとするだけでつくの!? さすがにそれはなかったが、タッチスイッチで、ライトに指先が触れるだけでつくのである。 計器盤は電源オフだと真っ暗なバーチャルメーター。 だが、走行中に燃費などの情報を見ようとスイッチを押すと、タコメーターのメーターリングが右にスライドして、そのためのスペースを空ける。 枠が動くカシャっという作動音が聞こえて、あたかもアナログのスピードメーターが横に動いたかのように見える。 バーチャルとリアルを組み合わせたハイブリッドメーターである。 次期RCにはマップマッチングが取り入れられるに違いないと予測する。 スタートボタンを押すと、3. 5リッターV6は音もなく目覚めた。 拍子抜けするほど静かである。 318psなら、もうちょっと吠(ほ)えてもいいかなと思ったが、まだ暗い住宅街ではありがたい。 氷点下に近い寒さだったが、ものの数分でエアコン吹き出し口からゆるゆると温風が出始める。 その前から、速暖のステアリングヒーターとシートヒーターのお世話になっていた。 至れり尽くせりである。 限界を試したい人はサーキットへ センターフロアのスイッチで選べるドライブモードは「ノーマル」「エコ」「スポーツS」「スポーツS+」の4つ。 エコでも十分速いし、一方、スポーツ以上を選んでも、エンジンや変速機やサスペンションのキャラクターが劇的にスポーティーになるわけではない。 時速100km時のエンジン回転数は8速トップで1700rpm。 スポーツに切り替えると、2段落ちの6速に入って2500rpmまで上がるが、エンジン音はまったく高まらない。 かるく300psオーバーのスポーツクーペとしては世界チャンピオン級の静粛性ではないだろうか。 Fスポーツは専用チューニングのサスペンションや電動パワーステアリングを備え、「LDH(レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)」と呼ばれるシャシーの統合制御プログラムを標準装備する。 そのメカトロニクスに組み込まれた後輪ステア機能のせいか、コーナリングでがんばると、最後に後輪がヒョイっとステアして安定を整えるかのような挙動を感じることがある。 その人工的な作動感がちょっとおもしろかった。 もちろん操縦安定性は高く、シャシーの限界を試すには、サーキットへ行きたくなるクルマである。 一方、乗り心地は今ひとつだと思った。 フラット感がもっとほしい。 もっとハジけていると思ったら…… このクルマを借りている最中、新型「フォード・マスタング」の試乗会に駆けつけて、撮影車として使った。 これまでさまざまなクルマをカメラカーに使ってきたKカメラマンが、RCの8段ATに驚嘆していた。 車内でカメラを構えていても、およそ変速ショックを感じなかったというのである。 ステアリングを握っていても、スポーティーさよりマナーのよさに感心することのほうが多かった。 試乗前はそんなふうに想像していたが、乗ってみるとFスポーツは435i Mスポーツよりおとなしい。 随所にハイテク感はあるが、まじめだ。 350系のスポーツ最高位だから、もっとハジけているかと思ったら、そうではなかった。 ラジカルな刺激はRC Fに一任した、ということなのだろう。 クーペボディーの存在感の強さは日本車離れしている。 ルーフラインはなかなかきれいだし、一瞬、アストン・マーティンかと思わせるリアスタイルが目を引く。 スピンドルグリルは好き嫌いが分かれるだろうが、ここまで強烈に提示されると、マイリマシタという感じである。 ただ、黒いメッシュグリルに白のボディーという反対色ツートーンだと、皮膚が破れたヒューマノイドみたいに見えてしまうのはボクだけか。 6km 使用燃料:63. 4リッター 参考燃費:7.

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レクサスRC350“Fスポーツ”(FR/8AT)【試乗記】 やせガマンの美学

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ハイブリッドナビ G-LinkセンターにてVICSによる最新の道路交通情報に加え、ユーザーの走行情報から生成した独自のプローブコミュニケーション交通情報をもとに、道路状況を予測し、より短時間で到着する最適なルートを車載機に配信します。 ルート案内中は、ナビゲーション画面にはつねにG-Linkセンターの最新地図を表示します。 また、地下駐車場など通信環境の悪いエリアでは、車載機でルート探索を行うハイブリッドナビゲーションシステムです。 拡張ルート 5ルート 推奨、有料道路優先、一般道路優先、距離優先、別ルート のルート探索パターンに加え、さまざまなシーンに応じたルートを提供します。 ルートパターンは、随時、追加配信を予定しています。 その他のナビゲーション機能 エージェント 音声対話サービス ステアリングのトークスイッチを押して発話することにより、音声対話で簡単に目的地設定やエアコン、オーディオ、電話操作を行えます。 走行中でも簡単かつ素早く目的地設定ができます。 目的地のWeb検索機能 G-Linkのネットワークを用いて、センターの豊富なデータベースから目的地の検索を行えます。 入力された文字から候補の目的地が提示されるので、より少ない入力操作で目的地設定ができます。 また、複数ワード検索「 例 表参道カフェ」への対応やあいまいな入力に対しての推定候補の表示など、自由度の高い検索ができます。 3インチのワイドディスプレイに連携することで画面操作や音声操作が可能に。 音楽再生やハンズフリー通話、メッセージの送受信など、お気に入りのアプリケーションを車内でもスムーズにお使いいただけます。 安全確認は運転する方が十分に行ってください。 ご利用可能なサービス提供場所 ITSスポット については、 一財 道路交通情報通信システムセンター VICSセンター におたずねください。 また、ETC2. 0ユニット VICS機能付 は今後新たに追加されるサービスやシステム変更には対応できない場合があります。 あらかじめご了承ください。 詳しくはレクサス販売店におたずねください。 掲載のETC2. 0ユニットは新しいセキュリティ規格に対応しています。 詳しくはレクサス販売店におたずねください。 本機能を過信せず、運転に際してはドライバーご自身で周囲の安全状況を直接確認してください。 詳しくはレクサス販売店におたずねください。 ご利用にはスマートフォンに専用アプリ「Lexus SmartDeviceLink」のインストールが必要です。 初回利用時にはスマートフォンと車載機のペアリングなどの初期設定が必要となります。 ご利用のアプリケーションによっては、USBケーブルが別途必要となります。 詳細はWEBサイトをご確認ください。 ご利用にはUSBケーブルが別途必要です。 詳しくはレクサス販売店におたずねください。 実際の走行状態を示すものではありません。 タイヤ空気圧警告表示については、車両左側、前後のホイールハウス内に搭載された発信アンテナから約45cm以内に植込み型心臓ペースメーカーを近づけないようにしてください。 電波発信を停止することもできます。 詳しくはレクサス販売店にご相談ください。 の商標です。

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レクサス・F

レクサス rc f sport

センターコンソールやダッシュボードのあたりを探しているうちに、左足が硬いものに触れた。 まさか、足踏み式のパーキングブレーキだったとは。 RCがデビューしたのは2014年である。 5年も前なので、いろいろ旧式な部分があるのは仕方がない。 LFAの生産が終了した後でLCはまだなかった時期に、RCはレクサス唯一のクーペとして登場した。 華やかな空気をまとい、ブランドのイメージリーダー的な存在を担ったモデルである。 2012年に初採用されたスピンドルグリルがエクステリアデザイン全体とうまくマッチして、ようやくこなれてきたと感じたのを思い出す。 当時、主査の草間栄一さんにインタビューすると、「とにかくカッコいいクルマを作ろうと考えました!」と自信に満ちた言葉が返ってきた。 真のラグジュアリーブランドになるためには、エレガントなフォルムを持ち強力な動力性能を持つクーペが欠かせない。 今見ても日本車らしからぬ派手でゴージャスなスタイルだと思う。 それは変わらないが、今見るとあの時の印象とは微妙に異なる感想を抱いてしまった。 色気があるのはいいのだけれど、少しばかり脂っこさが強すぎる。 キャラが濃いのだ。 LCに近づけて高級感アップ 今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインをLCの雰囲気に近づけたという。 スピンドルグリルのメッシュパターンを変更し、フロントバンパーのコーナー部分にプレスラインを追加。 ヘッドランプやリアコンビネーションランプも意匠を変更している。 インテリアではLCと同じアナログクロックを採用した。 上質感や高級感をアップさせるためのテコ入れである。 パワーユニットは従来どおりで、3. 5リッターV6エンジンは強力だ。 おとなしいそぶりをしているが、いざとなれば野太い爆音を響かせながら勇ましい加速を開始する。 時に荒々しさを見せつけるのは、古典的な内燃機関の味わいとでもいうべきものだ。 運転しているとどうも妙な感じがして、停車しても常にエンジンが回っていることに気づいた。 アイドリングストップ機構が付属しないのは今時珍しい。 先行きが長いとはいえないエンジンなので、手間をかけて改良するのは効率が悪いという判断なのだろうか。 普通はエコモードで走っていても十分な動力性能なのだが、ワインディングロードでは「スポーツ+」モードでパドルを使って走りたくなる。 モード切り替えはシフトセレクターの横に備えられたダイヤルで行う。 最近のレクサス車はメーターバイザーの左横が定位置になっているので、ここでも少し戸惑った。 加速は豪快で、ギラギラしたマッチョな感じは内外装の意匠と同調する。 足まわりには改良型ショックアブソーバーと高剛性ブッシュを採用し、再チューニングを施したという。 低速時のステアリングレスポンスを高め、高速走行では安定性を向上させる。 「レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム」と呼ばれるもので、この略称のLDHが、EXILEの所属事務所の名前と同じなのは偶然だろう。 8段ATが演出する上質な走り 高速道路では秘めた力を小出しにして静粛性を最優先する。 8段ATの出来のよさが上質な走りを演出し、シフトショックとは無縁のなめらかな巡航だ。 8速に入ってしまえばエンジン回転数は2000rpmに届かない。 レーダークルーズコントロールを使ってアクセル操作をクルマに任せて走ることもできるが、レーンディパーチャーアラートには車線中央を維持する機能はないので、ハンドルはしっかり自分で操作する必要がある。 レーダークルーズコントロールのスイッチはステアリングホイールに装備されているタイプではなく、コラムから生えるレバー式だった。 足踏み式パーキングブレーキほどではなくても、やはり古さを感じてしまう。 電子制御系の進化は日進月歩なので、5年前とは大違いなのだ。 特に不便なわけではなくても、使いづらいことは否定しづらい。 最近、ニューモデルの「UX」に乗ったので、RCに違和感を持ってしまったのかもしれない。 UXはこれまでのレクサスとは方向性が微妙に修正されているように思えた。 ギラつきがなく、控えめである。 レクサスはともすれば要素を盛りすぎる傾向があったのに、UXはシンプルさを優先しているようだ。 素材の一貫性を尊重している。 いろいろ足していくと、バブルおやじの金ピカ趣味になってしまうことをわかっているのだろう。 女性が主査を務めたことが繊細さの理由だとは思わないが、レクサスの新たな可能性を示したのは事実だ。 全幅はUXと同じ1840mm RCとUXは全幅がぴったり同じで、ともに1840mm。 サイズが近いからといってどちらを買おうか迷う人はいないだろうが、比較してみた。 全高はUXがSUVとしては低めの1540mm で、RCはクーペらしいフォルムを実現するために1395mmに抑えている。 同じ全幅でも運転しているとRCのボディーのほうが大きく感じられるのは、アイポイントの高さが関係しているのだろう。 2台とも後席はエマージェンシーだが、意外なことに荷室はRCのほうが実用になりそうだ。 インテリアはどちらも質感が高い。 RCは本革と金属パーツを組み合わせ、異素材のコントラストを強調してエレガントさを表現する手法だ。 タイト感が強く、LFA譲りのアニメーション表示メーターがコックピット感を高める。 UXはダッシュボードに和紙を思わせる素材を用いて、全体的に統一された美的空間を作り上げようとする。 SUVとしては着座位置が低いが、ダッシュボードの上面を下げて見晴らしのよさを確保した。 新しさでいえば、UXにアドバンテージがあるのは明らかである。 SUVが存在感を増しているマーケットでは、クーペはセダン以上に肩身の狭い状況だ。 だからこそ、古き良き価値を守ることに意義がある。 実用性では劣っていても、ひたすらカッコよさを追求してやせガマンして乗るのがクーペの美学なのだ。 リッター7km台の燃費にはさすがに驚いてしまったのではあるが、それもまた大排気量のV6エンジンらしいところではある。 試乗車の車両本体価格は707万円。 決して安くはないが、トラディショナルなクルマの世界観を手にするための金額だ。 しかもLCの半額だと考えれば、お買い得モデルのような気がする。 5km 使用燃料:46. 6リッター(ハイオクガソリン) 参考燃費:7.

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