テク フィ デラ カプセル。 テクフィデラとイムセラの違いは?

テクフィデラとイムセラの違いは?

テク フィ デラ カプセル

【リンパ球減少の発症機序】 テクフィデラ投与によりリンパ球数が減少する機序は明らかになっていません。 影響は患者によって異なり、テクフィデラ治療中の患者において、リンパ球数がベースラインから平均30%低下することが報告されております。 なお約60%のテクフィデラ投与患者のリンパ球数は正常範囲内を維持しました。 リンパ球数の減少が報告されている病態修飾薬のフィンゴリモドでは、リンパ節などの二次リンパ組織からのリンパ球の移出を抑制するため、薬理作用としてすべての患者でリンパ球数が減少しますが、本剤では、有害事象として一部の患者でリンパ球数が減少する特徴があります。 また本剤投与中に減少したリンパ球数が回復するまでの時間は患者個々によりさまざまで、数ヵ月を要する場合もあることが分かっていますので、本剤投与中止後もリンパ球数が回復するまで患者のモニタリングを継続してください。 同様の状況(48週までに平均白血球数のベースラインから減少し、プラトーに達する)は、テクフィデラ1日3回群の患者でもみられました。 テクフィデラ1日2回群、1日3回群の両群ともに4週までにプラセボ群と比べて平均白血球数が減少したものの、すべての時点において正常範囲内を維持しました。 白血球減少の主な要因は、リンパ球数の減少でした。 本解析において、4~48週の期間内に平均リンパ球数はベースラインから約30%減少してその後プラトーに達し、324週まで基準値範囲内を維持しました(Fox, 2016年)。 61%の患者において、すべての時点でリンパ球数は基準値範囲内でした。 グレード3~4のリンパ球減少の発現率は7%でした[表2](Fox, 2016年)。 注)プラトー:推移が行き止まり、横這いの状態になること。 この統合解析において、CTCAEグレードを問わず重篤な感染症の発現率に明らかな上昇傾向は認められませんでした。 治験のカットオフ時点で、テクフィデラの投与を受けた患者に日和見感染は報告されていません(Fox, 2016年)。 このデータカットオフ後に、テクフィデラ240mg 1日3回群の患者1例において、重度かつ長期間持続したリンパ球減少(3. 市販後にも、中等度から重度で長期間持続したリンパ球減少がみられ、非致命的なPMLの発現例が認められました(Baharnoori, 2016年、Lehmann-Horn, 2016年、社内資料)。 テクフィデラ投与を6ヵ月以上受けた患者(n=2,099)の2. 患者(n=2,470)の84%は投与開始後6ヵ月間においてALCが基準値下限(lower limit of normal:LLN)以上であり、また76%は投与開始後1年間でALCがLLN以上でした。 1%、後者においては0%でした[図1、表3](Fox,2016年)。 なお、プラセボ群及びテクフィデラ群の全体において、リンパ球減少の患者とリンパ球減少を認めない患者の試験組入れ前のベースライン特性は類似していました(Fox, 2016年)。 【対策】 PML発現リスクを低減するための対策として、全血球数(リンパ球を含む)の測定を投与開始前及び投与中は少なくとも3ヵ月ごとに実施する必要があります[図3]。 【引用】 ・テクフィデラカプセル120mg・240mg 適正使用ガイド 3. 注意すべき副作用、有害事象 p7-11 (DI-J-653) ・Fox RJ, et al. Neurol Clin Pract. 2016; 6(3): 220-229. ・Rosenkranz T, et al. N Engl J Med. 2015; 372(15): 1476-1478. ・Baharnoori M, et al. Neurol Neuroimmunol Neuroinflamm. 2016; 3(5): e274. ・Lehmann-Horn K, et al. Neurology. 2016; 87(4): 440-441. 【作成年月】 2018年9月.

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テクフィデラカプセル240mg

テク フィ デラ カプセル

リンパ球減少のある患者〔リンパ球減少がさらに悪化するおそれがある。 リンパ球数の減少が6ヵ月以上継続した患者では、進行性多巣性白質脳症(PML)の発症リスクが高まる可能性がある。 〕[「重要な基本的注意」「重大な副作用」の項参照] 感染症を合併している患者又は感染症が疑われる患者〔感染症が増悪するおそれがある。 〕[「重大な副作用」の項参照] 易感染性の状態にある患者〔感染症が誘発されるおそれがある。 〕[「重大な副作用」の項参照] 重度の腎機能障害のある患者〔血中濃度が上昇するおそれがある。 〕 重度の肝機能障害のある患者〔血中濃度が上昇するおそれがある。 〕 高齢者[「高齢者への投与」の項参照] 重要な基本的注意 本剤の投与によりリンパ球数が減少することがある。 また、本剤の投与により、進行性多巣性白質脳症(PML)があらわれ、重度の障害に至った例が報告されているため、本剤の投与開始前、投与中及び投与中止後は以下の点に注意すること[「慎重投与」「重大な副作用」の項参照]。 PMLが報告された症例では6ヵ月以上継続するリンパ球数の減少が報告されている。 本剤投与開始前及び本剤投与中は少なくとも3ヵ月に1回、リンパ球を含む全血球数の測定を行うこと。 本剤の投与を中止したときは、リンパ球数が回復するまで患者の状態を慎重に観察すること。 腎機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に腎機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に腎機能検査を行うこと。 本剤投与後に嘔吐、下痢等を発現して脱水状態となった患者において、急性腎不全に至った例が報告されているので、嘔吐又は下痢がみられた場合には、観察を十分に行い、適切な処置を行うこと[「重大な副作用」の項参照]。 肝機能異常があらわれることがあるので、本剤投与開始前に肝機能検査を行うとともに、本剤投与中は定期的に肝機能検査を行うこと[「重大な副作用」の項参照]。 本剤投与に関連したアナフィラキシー(呼吸困難、蕁麻疹及び喉・舌の腫脹等)があらわれることがある。 また、本剤投与時には潮紅が高頻度で認められるため、潮紅があらわれた場合は、アナフィラキシーとの鑑別を慎重に行うこと[「重大な副作用」の項参照]。 相互作用 国内で実施された再発寛解型多発性硬化症患者を対象とした臨床試験において、本剤1回240mg1日2回を投与された111例中62例(55. 9%)に副作用が認められた。 主な副作用は潮紅(20. 7%)、下痢(9. 0%)、腹痛(6. 3%)、悪心(6. 3%)、ほてり(5. 4%)、そう痒症(5. 4%)、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加(5. 4%)であった。 海外で実施された再発寛解型多発性硬化症患者を対象とした臨床試験において、本剤1回240mg1日2回を投与された769例中536例(69. 7%)に副作用が認められた。 主な副作用は潮紅(32. 9%)、悪心(9. 5%)、下痢(8. 3%)、上腹部痛(8. 1%)、そう痒症(6. 8%)、腹痛(6. 2%)、ほてり(5. 7%)、発疹(5. 3%)であった。 重大な副作用及び副作用用語 再発寛解型多発性硬化症患者(224例、日本人患者113例(投与例数))を対象としてプラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。 頭部MRI検査の結果、投与12、16、20及び24週目の新規Gd造影病巣数は下表のとおりであり、プラセボ群と比較し有意な減少が認められた。 20 1(0,55) 3. 257 0. 164 [0. 101,0. 266] <0. 0001 本剤群 111 1. 46 0(0,55) 0. 534 注1:地域(日本/日本以外)及びベースライン時のGd造影病巣数により調整した負の二項回帰モデルに基づく 長期投与試験 プラセボ対照試験を完了した患者(213例、日本人患者106例(投与例数))を対象にした継続長期投与試験を実施した。 5(98) 0(0,3) 0. 2(101) 0(0,8) 1. 5(94) 0(0,22) 0. 0001)。 005)。 投与群 評価例数 再発例数 再発例の割合 注1) プラセボ群との比較 注2) ハザード比 [95%信頼区間] p値 プラセボ群 408 171 0. 270 0. 51 [0. 40,0. 66] <0. 260 0. 50 [0. 39,0. 65] <0. 0001 注1:Kaplan-Meier法による推定注2:ベースラインのEDSSスコア(2. 0以下/2. 0超)、年齢(40歳未満/40歳以上)、地域及び試験組入れ前1年間における再発回数により調整したCox比例ハザードモデルに基づく(検定の多重性は閉検定手順により調整) 投与群 評価例数 注1) 障害進行例数 障害進行例の割合 注2) プラセボ群との比較 注3) ハザード比 [95%信頼区間] p値 プラセボ群 408 89 0. 164 0. 62 [0. 44,0. 87] 0. 177 0. 66 [0. 48,0. 92] 0. 注2:Kaplan-Meier法による推定注3:ベースラインのEDSSスコア(2. 0以下/2. 0超)、年齢(40歳未満/40歳以上)、地域及び試験組入れ前1年間における再発回数により調整したCox比例ハザードモデルに基づく 図2 再発までの期間(海外第III相試験[1]) 外国人再発寛解型多発性硬化症患者(1417例(投与例数))を対象としてプラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験を実施した。 0001)。 25)。 投与群 評価例数 年間再発率 注1) [95%信頼区間] プラセボ群との比較 注1) 群間比 [95%信頼区間] p値 プラセボ群 363 0. 401 [0. 329,0. 224 [0. 179,0. 282] 0. 560 [0. 423,0. 740] <0. 198 [0. 156,0. 252] 0. 495 [0. 369,0. 662] <0. 0001 グラチラマー群 350 0. 286 [0. 232,0. 353] 0. 714 [0. 548,0. 931] 0. 0128 注1:ベースラインのEDSSスコア(2. 0以下/2. 0超)、年齢(40歳未満/40歳以上)、地域及び試験組入れ前1年間における再発回数を調整因子とし、試験参加年数の対数をオフセット変数とした負の二項回帰モデルに基づく(検定の多重性は閉検定手順により調整) 投与群 評価例数 障害進行例数 障害進行例の割合 注1) プラセボ群との比較 注2) ハザード比 [95%信頼区間] p値 プラセボ群 363 52 0. 128 0. 79 [0. 52,1. 19] 0. 130 0. 76 [0. 50,1. 16] 0. 2041 グラチラマー群 350 48 0. 156 0. 93 [0. 63,1. 37] 0. 7036 注1:Kaplan-Meier法による推定注2:ベースラインのEDSSスコア(2. 0以下/2. 0超)、年齢(40歳未満/40歳以上)、地域及び試験組入れ前1年間における再発回数により調整したCox比例ハザードモデルに基づく 薬効薬理. フマル酸ジメチルの日本人を含む薬物動態試験成績(社内資料). フマル酸ジメチルの薬物動態試験成績(社内資料). インターフェロン ベータ-1aとの薬物相互作用試験成績(社内資料). グラチラマー酢酸塩との薬物相互作用試験成績(社内資料). フマル酸ジメチルの臨床試験成績(社内資料). Gold R,et al. , N Engl J Med. , 367, 1098-107, 2012. Fox RJ,et al. , N Engl J Med. , 367, 1087-97, 2012. Linker RA,et al. , Brain. , 134, 678-92, 2011. Kovac S,et al. , Biochim Biophys Acta. , 1850, 794-801, 2015. Peng H,et al. , J Biol Chem. , 287, 28017-26, 2012 作業情報.

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テクフィデラカプセル120mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)|日経メディカル処方薬事典

テク フィ デラ カプセル

多発性硬化症治療薬 多発性硬化症という難病があります。 林家こん平が罹った病気としても有名です。 多発性硬化症の治療薬として、今までイムセラ/ジレニア(フィンゴリモド塩酸塩)という薬がありましたが、2017年2月に テクフィデラ(フマル酸ジメチル)という薬も多発性硬化症に適応を取りました。 テクフィデラの薬価は、 テクフィデラカプセル120mg:2037. 2円 テクフィデラカプセル240mg:4074. 4円 高いですね。 と思ったら、イムセラカプセル0. 5mgの薬価は、8148. 7円でさらに高い。 テクフィデラで効果があれば、安いほうが良い。 と思ったら、テクフィデラ1日480mgが常用量なので、イムセラと同等の薬価になる。 通常、成人にはフマル酸ジメチルとして1回120mg1日2回から投与を開始し、1週間後に1回240mg1日2回に増量する。 なお、いずれの場合も朝・夕食後に経口投与する。 テクフィデラの一般名は、フマル酸ジメチルというシンプルな一般名ですが、この物質は皮製の家具やソファーの防カビ剤として用いられています。 ヨーロッパでは、2009年5月よりフマル酸ジメチルを含有する製品の輸入を禁止する緊急法規が発令されました。 その理由として、フマル酸ジメチルによる皮膚炎が多発したためです。 フマル酸ジメチルを小さな袋に入れ、クッションの内部などに入れていたのですが、人間の体温で気化し、皮膚に付着し皮膚炎を起す原因となりました。 皮膚炎起こすような成分を飲んでも大丈夫なのか?という不安はあります。 それに、防カビ剤として使われているくらい汎用されている物質であるということは、安価に作れそうな気がしますが…薬ってそういうことじゃないですからね。 臨床試験とか色々お金のかかる作業があります。 テクフィデラの作用機序 テクフィデラの作用機序は、NRF2(nuclear factor-like 2)転写経路を活性化し、脱ミエリン化を引きおこすことで、酸化ストレスを減弱させるという。 一方、イムセラはスフィンゴシン1-リン酸1(S1P1)受容体調節薬(S1P1受容体機能的アンタゴニスト)と呼ばれ、生体内でスフィンゴキナーゼにより活性代謝物のリン酸化体に変換されたあと、リンパ球上のスフィンゴシン1-リン酸1受容体(S1P1受容体)に作用し、その受容体機能を阻害します(機能的アンタゴニスト作用)。 この阻害作用により、自己反応性リンパ球の中枢神経系への浸潤が阻止され、多発性硬化症の神経炎症を抑制する。 イムセラは、アンカロンやソタコール、アミサリンと併用禁忌であり、妊婦にも禁忌、警告にも専門医による処方、循環器や感染症に関する注意が記載されており、かなり注意を要する医薬品である。 それに比べると、テクフィデラの禁忌は過敏症のみで、安全性が高い?ように感じる。 687• 185• 257• 190• 251• 103• 284• 249• 128• 113• 240• 127• 177• 189• 116•

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